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キャッツクロー

キャッツクロー

原料紹介

  • キャッツクローエキス末
  • キャッツクロー原末

キャッツクローの特長

キャッツクローはペルーの熱帯雨林にしか自生していないつる状の植物で品種が二つあり、それぞれの学名を「ウンカリア・トメントーサ(UT)」と「ウンカリア・ギアネンシス(UG)」と呼び、トゲの形、花の色などのほか、含有成分にも違いがあります。UTの主成分はアルカロイドですが、UGにはアルカロイドがほとんど含まれていないことが報告されています。アルカロイドが主成分のUTは、免疫系の機能性に強く、UGは炎症系に強いことが証明されました。
ペルーでは17世紀に世界に紹介した熱病治療薬" キニーネ"が『奇跡の植物』と言われ、キャッツクローはそれに続く『奇跡の植物』と言われていますが、その所以は6種類のアルカロイドの他、多様な二次代謝物質が複合的に作用して、免疫システムのバランスを調整し、自然治癒力を高めるためです。

世界でのキャッツクロー事情

キャッツクローの原産国ペルーにおいては、植物療法が公認されています。キャッツクローも、生薬の一つとして乾燥樹皮を刻んだものが処方されており、粉末のカプセル錠も売られています。
ヨーロッパやアメリカにおいても、簡単にキャッツクロー商品を手に入れることが出来ます。これは、キャッツクローの科学的研究がオーストリアで始まり、その後、他のヨーロッパ諸国(ドイツ、イタリア、イギリスなど)や米国のコーネル大学などの専門家が研究してきたことが1990年前後からペルーのみならず欧米諸国で普及してきた要因と考えられます。
欧米諸国での利用例としては、ウクライナのチエルノブイリ放射能被爆事故(1986年)の被爆者に対して、キャッツクローのフリーズドライ錠剤が利用され、免疫力回復に有益であったことが、同国の放射能医学研究センター、ロマネンコ所長から報告された事実があります。また、1994年に世界保健機関(WHO)が、キャッツクローを優れた有用植物だとの認識を示したことが広く報道されました。このようにキャッツクローは世界的に広く知られている有用植物なのです。

キャッツクローの機能性

  • 抗炎症、鎮痛作用
  • 抗腫瘍作用
  • 抗リウマチ作用
  • 免疫調整作用
  • 抗酸化作用
  • DNA修復作用
キャッツクロー